プランニング & システムコーディネイト

私たちには、2組のお客さまが存在します。設備を導入くださる方と、その設備を実際に使われる方です。双方が私たちの大事なお客さまだと考えています。プランニングのスタートでは、お客さまご自身も気づかれていないニーズや課題を、目に見えるカタチにするところから、お手伝いしていきます。単に最新技術の機能を付加するだけではなく、本当に使いやすい機器とは何かを考え、お客さまが求めるパフォーマンスのレベルも見極めながら、時には、あえて最新技術を捨てるという選択をする場合もあります。 もちろん、必要とあらば積極果敢に先端技術に挑戦し、お客さまのニーズを実現。これこそが、真のシステム・コーディネートのあるべき姿ではないでしょうか。“すべてはお客さまのために、お客さまに対し誠実であること”が、私たちの行動の原点です。そして、『人と人』を『設備とシステム』でつなぐことが、私たちの使命であると考えています。

開発&システムインテグレート

開発には、2つの種類があります。ひとつが『新規に挑戦する技術開発』、もうひとつが『実際に導入いただく実用システムの開発』です。
まず、新規の技術開発では、“アグレッシブ”がキーワード。『安全・安心』を絶対の基盤とし、先進の技術を取り入れることで、『快適・楽しい・お得』など、従来の概念を超えるものを実現させたいと考えています。
一方、実用システムの開発スタートは、お客さまが望まれている仕様になっているかを表現し、確認することから始まります。確認の積み重ねとリスクアセスメント、これが良いシステムを作るポイントです。そのためには、実際に現場ではどのように使用するのか、また、どのようなトラブルが起こりうるのかを検証し、私たちがメンテナンスを通して蓄積してきたノウハウのすべてを開発に注ぎ込んでいきます。
そして、長期間にわたり、安定した稼働を実現させるためには、「試験環境における十分なテスト」と「フィールド環境におけるテスト」、さらに、「使用開始前のお客さまに対する取り扱い講習」や「使用開始後の初期トラブルに対するバックアップ」が必要です。私たちは、これらをすべて網羅することを“システムインテグレート”と捉えています。『大胆さと慎重さのシンフォニー』、それが、JR西日本テクシアの考える開発です。

メンテナンス&サポート

私たちが考える“理想のメンテナンス“とは、常日頃、お客さまが安全快適に設備を使い続けることのできる環境を提供することです。そのために、どのようなメンテナンスが効果的なのかを、日々追求しています。
また、不測の事態が発生した場合、お客さまから頼られる存在であり続けることも、私たちの重要なテーマです。そのため、24時間眠ることのないサポートセンターでは、設備の故障や操作・取扱いに関するお客さまからの電話にお応えするとともに、いち早く異常に気づき、速やかなアクションに繋げる体制を整えています。
私たちJR西日本テクシアの使命は、設備のトラブルの発生を低減することです。だからこそ、スタッフ一人ひとりが、メンテナンス作業を直接行うことにこだわりを持ちながら、自らのメンテナンス技術を高めていくことにより、その使命を実現しようと考えています。

建設&リニューアル

設備は、『人』のいる空間の中で機能します。だからこそ、お客さまの動線や建物とのマッチングが重要になってきます。建設時のちょっとした心配りが、後々の使い勝手を大きく左右することもあります。
また、お客さまにとって心地よい空間と環境を作るには、地球環境の視点が大切です。これは、空調などのビル設備に始まり、すべてのシステムに当てはまります。省エネは当然ですが、一度作った設備を長く使い続けられることこそが、究極のエコだと考えるからです。
もちろん、時代の流れは先取りしたい。そのようなご要望にもお応えします。新規のシステムを作るだけでなく、既存の設備に新たな使命を吹き込むことも、私たちの大切な役目です。ランニングコストの低減や地球環境について配慮し、新たな設備の建設とともに最新・最良のリニューアルを提案することで、常にトータルシステムの最適化に貢献していきます。